朝餃子

渡邊朱倫
2020 年 5 月 27 日

朝餃子

私が小学生の頃、母親が時々既製品の餃子を焼いて朝食に出していた。学校で「大蒜臭い」と嫌がられたことはない。強いて言えば十代になってからとある鉄道趣味のサイトの用語集に「勿論朝餃子は(鉄道趣味のサークルの)全員にとって初めての経験」の如き記述があって、私の家庭の特異さを思い知らされた。

洋朝食

最近の私の朝食は炒飯、両親のそれはトースト・スクランブルエッグ・サラダ等の洋朝食であることが多い。但、卵とサラダを同じ皿に盛って、卵をドレッシング味にするのはどうかと思う。

洋朝食と云えば正に小学生の頃、休日に一家三人で喫茶店でモーニングセットを摂ることが多かった。「ドラえもん」の「オールマイティーパス」の短編に喫茶店員がのび太に「小学生はお断りよ!」と警告する場面があるが、それを読んだ日にも早い話が色々と不思議に思った。

因みに、ドラえもんの描写に関して云えば私や私の学校の習慣と違う事ばかりなのである。私の通っていた小学校は児童に制服を着せていたし(山陽地方一般がそうらしい)、登校は集団登校だった。福山の常識、日本の非常識。因みに、私はキッチュな子供服が余り好きではないので、小学生の制服には寧ろ肯定的である。

ポケットティッシュ

小学生の頃の特異な習慣には他に、駅前で配られてる武富士や雀荘やツーショットダイヤルの広告が入ったポケットティッシュを学校に持って往かされた経験もある。武富士は兎も角、雀荘やツーショットダイヤルの袋には「18 歳未満はお断りします」としっかり明記されていた。

最近になってあれはどうなのかと母親に尋ねると、「あれは駅前で貰ったものだからいいのよ」と返された。何だか腑に落ちないが、別に私が雀荘やツーショットダイヤルを使う訳じゃないからいいってことなのだろうか。

2020 渡邊朱倫