辣椒峡日記 2020 年冬

渡邊朱倫

2020 年 11 月 26 日

入院明け

精神的な混乱で今月 22 日まで二箇月程入院していた。主治医が替わり、薬を減らして貰ったら落ち着いた。声の大きい患者さんが増えて、却って疲れそうなので早めに退院した。癇癪は起こさないに限る。

入院中にルーズリーフに大量に日記を書いているので、早晩 HTML 化したい。

Futura

21 時台に BS プレミアムで「フランケンシュタインの誘惑」というドキュメンタリーを観る。ハンス・アスペルガーがナチに加担していて、そのことが最近判明した、という内容。

惨事自体への言及はここでは敢えて控えるが、ナチに殺された障碍児等の墓碑に例の Futura に似た書体で名が刻まれていた。「Futura はナチを想起させるから遣わない方がいい」というガセへの反証、に該当するだろうか。当のガセを真に受けている者がいたとすれば「ナチを想起されるからこそ Futura で刻んだ」とも解釈され兼ねない。

2020 年 11 月 27 日

夕鬱(せきうつ)

この頃、夕方から夜にかけて脳がどんよりした感覚に襲われる。痛い、とも、不安、とも違う。

母には、ナチだの何だのの番組を観たり、考え過ぎるのが良くない、云々と忠告される。そういう母は「科捜研の女」を観ていた。

赤梗園大改修

ここのスタイルシート(体裁)、文書構造等を全面的に改めた。何もかも無難に越したことはない。

記名 PASPY を買った

福山は自家用車社会なので交通弱者として肩身が狭い。恰好つけて Suica を買おうとも思ったが、あれは本当に「JR 東日本」の駅でしか買えないらしい上、バスの障碍者割引が適用できないので PASPY にした。「大広島主義」の恩恵を授かってしまった訳だ。

2020 年 11 月 28 日

Latinmojihyôki no kòkoromi

Tòmotetsubus ni nòttá ga, unchinhyō ya bustei no latinmoji(romaji)hyôki ga tòkorodókoro òkashî. ‘Kanbe naika‐mae (神辺内科前)’ nante tsùzutta yakará wa dô yū gengokánkaku o omochinánoka.

Yūbe, nìhongo no latinmojihyôki no kùwashî kísoku o kangáete HTML de bunshokashiteíta ra, kùtabíreta. Wàre nagara, gàkkōbúmpō daka hàshimotobúmpō daka o íshikishìsúgite konranshiteiru.

知人と東城に往った

母は Go To を「愚策」と糾弾していたが、今日はいつぞやの Σ 氏から誘いがあって母も快諾してくれた。(Go To を使った訳ではないが)

お昼の蕎麦が美味しかった。後々写真を挙げる。今の体調も悪くない。一応。

遊園地なんかより、東城みたいな街の方が私は遥かに好きだ。

2020 年 11 月 29 日

コロナワールド」という(名前の)遊戯場へ往くバスに乗ったら、中学生くらいの妙にうるさい男子がいた。オタクがどうとか、ドラゴンボールがどうとか、私の興味に近いようで、微妙にずれている。自分が漫画やアニメの話題になら何にでも乗れる、って意味の「オタク」ではないってことをつくづく思い知らされる。

私は昔から少年ジャンプに疎い。北斗の拳も、ジョジョも、ドラゴンボールも、ハンターハンターも、ワンピースも、ブリーチも、銀魂もよく知らない。少年ジャンプは存在は広く知られているから、少年ジャンプの漫画をオタク的と形容するのは変だとすら思っている。オタク的なものを礼讃する訳ではないが。

やや影の薄い青年漫画や萌え色の強い漫画、或いはアニメであっても、寧ろ限られた特定の作品、或いはキャラを好む感覚ならば、私の趣味だったかも知れない。WIXOSS シリーズの絶妙な雰囲気は、私のどういう心理を掴んでくれたのか。でも「オタク」って肩書は欲しくない。「オタク」に限らず、私は◯◯者とか、◯◯卒とか、◯◯生まれとかいった肩書というのを貰うのが嫌だ。

話題作りの為に漫画やアニメを嗜む人間でもないしな、私は。そういう意味でもあの少年とは異質だ。

「コロナワールド」、COVID が収まるまででもいいから違う名前を名乗れないものか。往きづらいというか、店自体について説明しづらい。社員も肩身が狭かろう。

2020 年 11 月 30 日

最近は固定電話より携帯電話の方が高いと聞いて驚く。

2020 年 12 月 1 日

図書館で悪だくみ(森功著、文藝春秋刊)を読んだ。

2020 年 12 月 5 日

最近は日記より長文の方が書き易い。

2020 年 12 月 12 日

Today, I watched ‘Violet Evergarden’.

It is neither a comedy, nor a tragedy.

There are a rude fable, and a rude lady.

Not Okayamarikadaigaku, not Kana Akatsuki, not Yui Ishikawa, but only Violet bullies me.

2020 年 12 月 13 日

「タクシーを撰んで下さい」なる、文化にかなり依存した CAPTCHA を見た。

文化に依存しないウェブサイトなんて無いとは思うが。

2020 年 12 月 14 日

風邪と蓮舫

風邪と蓮舫
お湯かけて
梅見る季節のように
社会の果てまでも往くよう
赤﨑に背を向けて

ラーメン屋で「ルパン三世」のテーマソングが延々と流れてた。GARNET CROW の『風と RAINBOW』の途中の節、まんまなんだな。

◯探偵コ◯ンが嫌いな人は SoundCloud で “GARNET CROW” を検索しない方がいい。

◯探偵コ◯ンが嫌いで GARNET CROW が好き、という者自体が多くないらしいが。私も 6th 以降の GARNET CROW は知らないし。

吉備とか阿波とか

バルビゾン派の画家が Millet(L 二つ)で、今流行ってる歌手が milet(L 一つ)なのね。黍とか粟って意味。Millet は名が体を表すかの如く農民画ばかり描いてるけど、milet は余り土臭いって印象じゃないような。

milet(L 一つ)、歌声は好きなんだが、某バンドが関わっていると知って微妙な気持ち。

2020 年 12 月 16 日

入院している間に私のハンドルの元ネタの人が結婚していた件について。

最近はブレラってハンドル余り使ってないけど。猶「浅川悠」さんではありません。浅川さんバツイチ。というか元夫、森久保だったんだ。今知った。

2020 年 12 月 17 日

岡山時代、地元のデザイン学校が駅前の地下道で展示をしていたが、ウェブでもよく見る「人間に近い体形のドラえもん」の絵が複数点あって如何なものかと思った。

ああいうのはああいうので苦手なのだが、私の場合藤子 F 本人が描いたドラえもんすら造形として「可愛いもの」だと感じられない。私の父親は可愛い造形だと思っている節があるが。

2020 年 12 月 18 日

「慎太朗」っていう名前は大嫌いだ。ココアとかツォネパとかヘチェクとかコロナとかいう名前の方が増しにすら思える。親への感謝とか尊敬なんて概念は私には無い。「朱倫」への可及的速やかな改名を希望する。

所謂「キラキラネーム」の問題で思うのだが、日本も字名(あざな)の習慣を復活させてはどうかと思う。若気の至りで奇抜な名前を名乗って後悔する者も現れるだろうし、それはそれで哀れだが、少なくとも法的に本人の責任にできる。

2020 年 12 月 19 日

「そっとブラウザを閉じた」とか「ばっちゃが言ってた」とか、はてなや Twitter っぽい言い回しに疲れるこの頃。

2020 年 12 月 20 日

ジェしかってなんでドット絵なんだろ

BS11 の「アニゲーイレブン」に石川由依女史が御出演なさったが、ヴァイオレットの話題が無くて少しげんなり。

最近は殆どテレビアニメを観ていない。特に高校生がはしゃいでいるアニメをこの歳で観るのは抵抗がある。差し詰め「神様になった日」みたいなのは、ちょっと。

「声優ファン」っぽい節はあるが、声を聴いて声優を当てる、みたいな藝当は不得意。但、ヴァイオレットの声には感銘するしかなかった。

鮫のいる天国って面白いな

海もあるんだ。天国って広いんだろうな。

なんというか、マスコミにはマスコミの死生観・世界観・価値観があるんだよ。マスコミ教っていう。

人曰く、エホバの証人の「千年王国」ではライオンが草を食べるらしい。

無理して嫌な話題の文章を綴った

「◯◯は弱者だろ」とか挙げてくれると、寧ろ助かる。ヴァイオレットなんか、弱者か強者かかなり微妙。

今、思ったんだけれども、スポーツをしたり観たりする人って余りオタクと看做されないよね。それと、個人的にアイドルのファンは何となくオタクと呼びたくない。スポーツ以上に興味が無いというか、スポーツ以上に疎い世界だからか。

2020 年 12 月 21 日

職場体験を考える日

小学校で、職場体験(繊維工場)の感想文が書けなくて教師に𠮟られたのが 2000 年 12 月 21 日。20 年前の性格を引き摺っているかの如く、未だ定職に就いていない。

職業への志望が無い、或いは自分に職業を与えるのが嫌だとすら思っている 20 年前の私にとって、職場体験を勧められるのは、拷問に近かった。

使徒書簡の解りにくさ

中学の頃、聖書の使徒書簡、特に『コリント人への第一の手紙』が理解できなくて困惑したことがある。

パウロの言う「この世の知恵」とは、差し詰め哲学や科学のことだろうか。中学の頃、学問に憧れがあった(高校を辞めて冷めたが)私にとっては「この世の知恵」を貶す言い草が気に食わなかったのだろうか。

それより、もう一方の「神の知恵」とやらが解らない。「神の知恵」は「聖霊」によって与えられるらしい。聖霊は私に知恵をくれなかったのだろうか。

2020 年 12 月 22 日

BS プレミアムが台湾の番組を流していた。車や自転車が右側通行なのに驚く。日本統治時代からなのか、国民党到来以降なのか疑問だったが、後者が正解らしい。

タロコ人のおばさん、髪型が私の主治医(男性)に似ていた。

スイス人のカトリック司祭が足裏マッサージの副業をしていた。女性が男性に施術する場面もあった。彼等にとっては変なことを考えたら却って「罪」なのだろうか。司祭にせよ牧師にせよ仏僧にせよ、宗教自体に対する反感はともかく、宗教家の副業を私は余り有難く思わない。

2021 年 1 月 4 日

明日から名目上の仕事始め(B 型作業所)である訳だが、少なくとも地理的な出勤はしない。

COVID がやや落ち着いていた頃職場に非接触体温計が導入されたのだが、平気で 33°C とか低い値が出る。自転車で出勤すると、額が冷えるらしい。

私の作業所は一日地理的に通えばそこで碌な労働をしなくても 300 円貰え、後は労働に応じて追加される仕組みで、逆に云うと地理的に通わないと 300 円損するのだ。(脱ひきこもり、という目的もあったらしいが)

しかも最近はまともな仕事が本当に少ないそうだ。私個人は金銭に余り不自由していないのだが、もどかしい。

2021 年 1 月 5 日

職場の要望で出勤した。大嘘つきだ。安倍を悪く言えない。

昨年から「身体障碍者向けのポータルサイト」に少し関わっているのだが、主催者が「今は各人スマホを持つのが当たり前の時代」という認識らしくて困惑する。

2021 年 1 月 11 日

アニゲーイレブンの藤田咲の回(年末)を漸く観た。容姿にミクさん最盛期の面影を残しつつ大人になられた印象が感慨深い。

失礼乍ら、内容は私の興味をそそらない雑談だった。私の中でアニメと声優はそこそこ繋がっているが、その両者と人狼ゲームは繋がっていない。「これこれのキャラを演ずる時はこういう発声をしています」みたいな話題が一番声優らしいと思うのだけど。私、一番好きな学問が言語学だし、とか。

声優さんもミュージシャンに近い姿勢で仕事をなさるのが私の一つの所望だが、世間は声優にアイドル性を求めているらしい。

2021 年 1 月 18 日

病院に往った。

気怠くて動作が鈍いことや、食欲は寧ろ旺盛で夜食を摂る日もあることを先生にお伝えした。先生も時々夜食を摂られるらしい。

お薬。夕食後にインチュニブ 3mg、エビリファイ 3mg、睡眠前にプロチゾラム 0.25 mg、フルニトラゼパム 2mg、頓服がリボトリール 1mg。

薬局に陰謀論を語っている人がいた。

2021 年 1 月 20 日

知人(福祉関係)が家に来た。彼にとっては、相変わらず私は「アニメと鉄道と言語にしか興味の無い輩」らしい。

昨年の一時期、私が東福山駅の近くに引っ越す可能性があらわれた。それで今日私が「あそこは新幹線や貨物ヤードがあって絶景だ」と云った。結果、どうも彼の二番目の思い込みを増長させてしまったようだ。

2021 年 1 月 21 日

障害者手帳を更新する為にあけぼのスタジオという写真屋に往った(色々あって母親の車で遠くまで往かされた)のだが、そこの写真屋は乳児にカープのユニフォームを着せて撮影させる業務をしているようだ。展覧会までしている。

野球のルールも知らない乳児にカープのユニフォームを着せるなど「虐待」に近い行為にすら思える。ああいうことをする父兄は、乳児に何を望んでいるのか。私に至ってはカープ云々どころか、自分が乳児の頃の写真など積極的に見ようと思わない。

私が通っていた塾には巨人ファンの講師と阪神ファンの講師もいたが、あけぼのスタジオは巨人や阪神のユニフォームをお持ちだろうか。何故カープなのか。広島のマスコミに踊らされるだけのショーヴィニズムには、私は寧ろ嫌悪を覚える。

乳児らが成長して野球という遊戯を知った後、果してカープのファンになるだろうか。私にとってはこれから十年後、カープなる球団が存続しているかすら疑わしいし、カープが何らかの不祥事で糾弾される将来すら想定できるのだが、そういう時代の者が、幼き自分がカープのユニフォームを着ている写真を見て如何に感ずるか。

2021 年 1 月 22 日

久々に通勤したのだが、純粋に疲れて余り仕事をしていない。

2021 年 1 月 23 日

とにかく気怠い。

畑健二郎は『トニカクケダルイ』っていう漫画描け。いや、久米田康治の方が適任か。

2021 年 1 月 26 日

私が親しくしている某氏は、どうも固定観念の塊のような気がする。

取り敢えず今は「優しさ」に逆に苦痛を覚えて辛い。

2021 年 1 月 27 日

両親とまた喧嘩した。

労働する技能と体力が無い以上、両親とは無難にやりとりせねばならない、と一度自覚したのに、情けない。

2021 年 1 月 28 日

久々にちゃんと仕事した。

2020–2021 渡邊朱倫